なんで、なんでこんなちょっとしか吐けないの。 もっと吐けるでしょ。まだ胃の中にたくさんあるでしょ。 どんなに指を奥に突っ込んだって、声が漏れるだけ。 くやしい。

ちょっとどきどきしちゃったなあ。

こいびとの影に、いちいちあのおんなのこの存在を見てしまう。 勘繰ったり疑ったり、ひどく疲れる。

さびしい

なんだ。 ひとりのほうがたのしいじゃない。

なんと打てばいいのかわからない。 へんなことを書いてまた返ってこなくなるなんて、いやだ。 すらすらと浮かんでくる文章はどれも、くだらなく感じられて。 わたしは幻滅されたくない。

なにも求めてない。わたしのおなかはなにも求めてないのに。 きもちばっかり先走りして気づくと口が動いてる。 行き場のない気持ちが食へとむかうのだけは避けたいのに。 このあとけっきょくわたしは吐くのかな。 ほんとうに醜い。きもちわるい。 かなしい。

あした、憂鬱だなあ 写真を撮るのはすきだけど、撮られるのはほんとうにいやだ

会えなかった。 彼は、こなかった。 ばいと休んだ意味なんてまるでないじゃん。

あしたいいともぱふーむだよ わすれちゃだめ

ひさしぶりに体重計にのったら、２ｋｇふえていた。 さいきんなんか食べすぎだもの。あたりまえだ。 じぶんの体重が重くなるって、とても醜いことに感じる。 むだなものがどんどんふえて、ぶくぶく膨らむわたしのからだ。 あしたからやせよう。

すごい失敗つづき。 そして隠蔽しすぎ。 どうしたの。 こんなじゃだめだ。 気をひきしめないと。

ずっと考えていた。 そうしたら、わたしにとってこの２ヵ月弱がとてつもなく長いものであったことを知る。 たった２ヵ月しかたってないの？ どれだけ待ちわびていたというんだろう。

ずるいひと。 わたしは、どうすればいいの。

もしそのふたりが同一人物だとして、それでまだ関係が続いているのだとしたら、わたしはもう、なにもできない。 世界がちがうってこういうことを言うんだと思った。 立派に、その道で、成功している。 わたしが最も、あこがれている道を、堂々と歩いている。…

醜いわたしを必要として。

なんなのこのきもち。 言い知れぬ不安と居場所のなさがわたしを責めるよ。 だれかたすけて。 安心感がほしい。

どうしていつも、余分な愛情を求めてしまうの、わたしは。 おとうさんはもういないんだよ。 おにいちゃんに期待してはだめなんだよ。 それでも年上のおとこのひとへのあこがれはやまないし、いつまでもその影を追い求めてしまう。 こいびとに父親の役割を求…

吐きたいなあ。 おなかの中、からっぽにしちゃいたい。

だいじょうぶかな。 だいじょうぶかな。 どうか彼のもやもやが、今日のおつきさまのようにまっしろなものへとかわりますように。 きっとだいじょぶだからね。 いやがるあたまを押さえつけて、わしゃわしゃ撫でてあげたいよ。

この、理由なき不安の正体は、一体なんなんだろう。

ライブは来週の水曜日だった。 水曜日はバイトの日。どうしよう。 でも行けば、あのひとに会える。あのひとに会える。あのひとに会える。 すこし前まで、会うのがこわいと思っていた。 この３年半のあこがれを、執着を、わたしはわたしで崩してしまうのがこ…

「きっと素面なやつでいたいんだ」 わたしも、だよ

ほくほくのきもちは一転してさみしいきもちへとかわった。 だれかとなりにいてよ手をつないでてよ頭をなでてよだいじょうぶだよって言ってよかなしそうに笑ってよおねがいだれでもいいから。 だれでもいいの？ わたし、だれでもいいのかなあと思うと、かなし…

さっきからずっと、すきだとかいとしいだとかたいせつだとかそうゆうあたたかいきもちが胸からあふれでている。 でもわたしは、このきもちが、こいびとという、あののっぽでやせぽっちでもさもさした意地っ張りで見栄っ張りでかっこうつけのおとこのこに向け…

ロクシタンのローズの練り香水をつけたあとに目をつむると、バラ園にいるみたいだわ バラ園いきたいな だれか車だしてくれないかな

目の上が、ふっくらと、腫れている。 わたしは目が大きいわけじゃないのに、その目がさらに半分もあかなくなる、右目だけ。 ものもらいなのかな。なんなのかな。 鏡にうつる自分をみると、かなしいきぶんになる。

おとなげないだなんてわかってる。 でもずっとひとりで過ごしてきていきなりみんなと過ごすなんてわたしにはむりだよ。 切り替えができない。

たびのおわり。 あんなにつかれていたのに、さみしくなるのはなんでだろう。 あしたからまた、いろんなひとにかこまれてくらさなきゃならない。 つらい。

５時間の長旅も、もうすぐおしまい。 外にはあかりひとつない。 目をこらすと、窓の外のすぐそこは森だった。 しんじられる？ 雪も、残ってるのよ。 窓ガラスに映るじぶんの顔が、いつもとすこし、ちがって見える。