失われる感受性。
どんなにいい音楽を聴いても、どんなにいい映画を観ても、どんなにいい本を読んでも、
わたしはもうどこへも行けない。
窮屈な世界での限界なんて、たかが知れてる。


北から、寒さがさびしさを連れてやってくる。
わたしの思う「幸せ」と世界における「間違い」は同義語であるということ。
だけどそれを喜んで迎え入れるだろうことを、わたしはずっと知っている。


波風を呼び戻さなくちゃ。