2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

寝静まるであろう時間まで街を放浪したり、わざと電車を見送ったり、降りるべき駅で降りなかったり、こんなことがしたいんじゃない。 足音。視線。溜め息。罵声。暗闇。思い出。音楽。 逃げたい。 あとどれくらいすれば。

「私はちゃんとしてるのに、母親の教育が悪いからって結局私が言われるのよ」。 私がだめ人間なのは君のせいじゃないよって笑って言いたかったけど、 その場に笑顔はそぐわない気がして、とりあえず泣いてみた。 生まれてきてごめんなさいね。

母親と兄ちゃんが喋っている空間にいると押し潰されそうで息苦しくなる。 家族として当然の様に話す二人、何ともない話をそれはもう自然に話す二人の間にいる私は、黙っていて、喋れなくて、まるで私だけ家族じゃないみたいだ。 私の知らない二人。私の知ら…

とある写真を見ていたら、いろんな事を思い出した。 馬鹿にするなよって、小さく呟いたけど、あの人達は私が今そう思っていることなんて、これっぽっちも知らない。 知る由もない。 認識は行為に移さない限り世界を変えられなくて、だけどだからこそ認識は貴…

わたしは錯覚を起こしてしまいそうで、或いはもう既に起こしているような気がして、少なくともそれに近いものの予感を孕む何かの気配を感じていて、泣きたいくらい怖いよ。 やめて乱さないでという思いの隙間から、子供のわたしが手を伸ばしている。

他人に助けを求めても、優しい言葉はかけてもらえるけれど、それに涙したりはするけれど、救われることはないのかもしれないと思ったら、じゃあ自分がしっかりするしかないのかしらんと思って、これは私にとってある意味成長なのかもしれない、ただ、強い人…

少なくとも母親よりは信頼していた祖父が何気なく呟いた言葉に途方に暮れた。 結局私は望まれない子供で望まれない育ち方をしたのか。 居場所なんてどこにもない。

するすると魔法がとけていくようだよ。 靄のかかったほろほろの満月も近づく梅雨の気配も優しいメールもわたしを引き上げてくれない。 小説の中の少女は水銀を飲んで死んでしまった。 風が気持ちいいねって伝えたい。 誰に。

どうしていつもこうなるんだろう。 まるで言葉の通じない人と話しているみたいで、私はたまらなくなるよ。 執着から解放されることが必要かもしれないよと優しく言った先生の言葉をわたしは心の中で否定していたけれど、もしかしたら本当にそうなのかもしれ…

寝れない寝れない寝れない。 寝れないのは君の所為。性。SAY。なんつって。ははは。 東京から遠く離れた街で考えます。 もっと必要としてほしかったのになあ、わたしだけを、さ、なんて、そんなの我が儘だし、嫉妬なんて非生産的だ、口にしたら君をも嫌な気…