2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

かたいベッドの上にうつぶせになると、どくんどくん、と、心臓のおとがきこえる。 そうして気づくことがあるの。 どうしたって、わたしは生きてる。 こころはいろいろだけど、からだはただ生きようとしている。 ただそれだけ。 慣れ親しんだ街からとおく離れ…

郊外を走る電車。 窓の外に街灯なんて、ほとんど、ない。 突然暗闇に自動販売機が浮かんだと思ったら、次のしゅんかん、それはもうびゅーんと遠くへ流されている。 そのくりかえし。 暗闇の中をものすごいスピードで走る電車はきっと、銀河鉄道みたいにみえ…

やさしいひとたち。 おいしいごはん。 今夜はゆっくりねむれるよ。

チーズケーキと、りんごのデザートをくれた、あのおにいさんの困ったようなえがおを、わたしはわすれないようにする。

はじめてくる、見知らぬ街。 だれも知らない。 どこも知らない。 へんなの。

潮時なのかもしれないとおだやかに考える。 わたしはだれかにまもられたい。

考えすぎて、めんどうくさくなって、それで、どうでもよくなってしまった。 わたしはなにを、あんなに怒っていたんだろうか。 ふしぎと、返事が返ってこないことに、ふあんを抱かない。 だってもう、どうでもよくなってしまっているから。 どうでもよくなる…

だれかたすけて

うまくもない裁縫をちくちくとした。 2度ほど、針で指をさした。 血がすこしでた。 もう、ぜんぶリセットしたい。 なんの感情も抱かないで、日々淡々と生きれたらと、切に願うよ。

かなしいよ。 さびしいよ。

音楽を聴いては、泣いてばかりいる。 音楽はわたしを傷つけない。 音楽はわたしを見放さない。 ずっと包まれて、目を閉じてゆたゆたと浮かんでいたい。

いやな夢 わたしはきっと二度と、そのなまえをすきになることはないんだろうと思う

だれかの手のぬくもりの余韻がほしい。 とうめいのビンに入れて、持ち歩いて、さみしいときに感じたいの。

きっとたぶん、今夜も母親は、いけないことをしている。 だれだか知らないおんなのひととそのこどもを泣かせることをしている。 いろんなことを知りたがる性格が故に、いつもわたしは知らなくていいことを知りすぎてしまう。 家族のこと。こいびとのこと。と…

ぐっすりねむったあとの、すっきりしたかんじと、すこしの倦怠感とを、わたしはどうしようもなく愛している。 だからわたしはいつまでたっても、おねぼうをやめられないの。

ああ、やっちゃった。

だれもいない家。 おにいちゃんはあそびに行ってしまった。 母親はあそんだまま帰ってこない。 おふろの中で泣いた。ひさしぶりに泣いた。 嗚咽といっしょになみだが流れていくけれど、湯船に張った水で顔を洗えば、なみだとそれが混じるから、まるで泣いて…

おだやかな、ときのながれ。

うれしい!うれしい!うれしい! やっぱり彼は、彼だ。 なにを変わっていたなんて思っていたんだろう。 彼はいまだってちゃあんと、わたしのだいすきなせんぱいだ。

かなしい。 なんて、こどもじみているの。 こんな場所からははやく出たい。

さいきんは、むかしみたいにはっきりと夢をおぼえていることができなくて、目がさめてすぐにかなしいきもちになる。 それまでのたのしい気分だったりいやな気分だったり、なににせよわたしは覚えていたいのに、そういったなんらかのきもちとはすっぱり切り替…

モッズコートを着たわたしが窓ガラスに映る。 思い出すのはワイ氏のこと。

失敗しなくてよかった。 神様はちゃんといるんだ。

さいきんは、きちんとこいびとのことがすきだから、きちんとたいせつにして、きちんと愛してあげている。 わたしは、そうやってきちんとこいびとのこいびとをしている自分がかわいいんだと思う。 あしたは、コンタクトを買いに行って、それから神楽坂へ行き…

あってみたいなあ。 彼女となら、沈黙でさえ、ここちよくわたしたちを包むんだろう。

やさしいひとがいるもんだな。 見ず知らずのわたしに。