様々なことにすっかりくたびれたので眠ることに逃避したら早く起きれたので、朝、ぶどうを幾粒かとヨーグルトをひとすくい優雅にとりこんで優雅な気分で優雅に駅についたらば財布を忘れたことに気付いて一度家に戻って再び駅へ到着すると乗らなければならない電車が発ってから既に20分も経過していてさらにはホームに滑り込んできた電車が区間準急という各駅停車と然して変わらない電車なので結局バイトには大遅刻、絶望を感じながら車窓の外を流れ行く朝の世田谷の街並みを眺めていたら今朝の一連の出来事はまるでわたしの人生みたいだと思ったけれど、けれど、ふと見上げた空の雲の隙間に透き通るような水色が見えたからなんだかひどく救われたんだよ。