わたしはいつも悪者なのかもしれない。
知らない間にいろんなひとを傷つけているのかもしれない。
誰かといてもいらいらさせているのかもしれない。
誰かの頭の中では何度も殺されているのかもしれない。
誰もわたしを思い出さない日がたくさん溢れているのかもしれない。


ひとりで生きるなんて無理だけど、ひとりがいい。
都合がいいなんて知ってるけど、たまには誰かに触れていたい。


雨の音が心地よく聴こえたので、窓を開けて甘い煙草を吸います。
吐き出した煙は、雨に打たれて、痛いだろうか。


どこか遠くへさらわれたい。