恋人をつくると私は自己嫌悪と不安と疑心と依存の海で溺れてしまう。
だけど変わることができないと分かっているから希望も絶望も抱けなくて、ただ諦めて過去の思い出に永遠を見出したような気になることしかできない。
わたしは一生あのままなのだろうかと、疑って不安を感じて依存してそしてそんな自分を厭うばかりなのかと思うとただただ焦燥、どうしてもっと白い人間でいられないのだろうと悲しくなる。
誰かを愛して愛されることで見苦しい人間に成り下がるくらいなら孤独を選んで凜としていたいというこれはただの強がりかしらんわたしにも分からない。