だれかと似てると思ったり、このひとならわかってもらえると思ったり、日々の暮らしの中でたくさんの期待を抱くけど、結局ぜんぶ勘違いで、わたしの胸はぺしゃんこになる。
だれとも分かり合うことなんかなくて、だれともひとつになんかなれない。
そのすきまを埋めることができると信じてしまうのは、浅はかなことだとわかっているのに、わたしはもがき続ける。