わたしたちは着実に日々を溶かしていって、あっというまに年を重ねる。
おとなになりたくないとなみだを落とすわたしは、世間的に見るともうおとななんだろうか。
あと3ヶ月もしないうちにわたしは21歳になる。
ハタチになるまえに、消えてしまいたかったのに。


かなしい。
目をつむっていても歩けるように、わたしの手をひっぱってくれるひとは、どっかにいないもんかなあ。
わたしは甘ったれだよ。きっとこれからもずっと。