暴力の話をネタにして笑いをさそったって、わたしはおもしろいなんて思わないよ。思えないよ。
わたしの過去を、思い出を、なみだを知っているくせに、そんなこともわからないの。
どうして。


きみとはやっぱり、あと一線のところでわかりあえないんだ。
ゆずれないものや、人格を形成するうえで核となる部分。
きみにはわかりっこないんだ。