誕生日がおめでたいものじゃないと考えるようになったのはいつからだろう。 ほんとうに祝ってほしいひとはもうわたしを捨ててどこかへいってしまった。 今日、すこしだけでもわたしのこと思い出してくれてるかな。
ぜんぶ失うまで、あと数秒なんだと思う。 こんなふうにあのひとを失うのは、ふがいない。やいやーとは言わない。 だけどきっと、世界はそういうふうにできているんだろうな。 こうなってしまうのは、しょうがないことなんだろうな。 わたしに束縛する権利は…
なんか、ほんとうに、めんどうくさいと思った。 ばかばかしい。めんどくさい。 もういいよ、なにもかも。 ぜんぶリセットしたい。
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