空気中に漂っているのは、酸素でも二酸化炭素でもない孤独のかけらで、歩けば顔にぴしびし当たるし、歩みをやめれば全身に次から次へとくっついて層を成していく。 じゃまだ。ひどくじゃまだ。 体の奥へと浸透してくる。 どんどん蝕まれる。 凛としていたい…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。