七夕は、七月七日という日は、私にとってずっと切ない日であったけれど、きっと今年からは忌むべき日になるのだろう。
見つからないのか。
もう二度と会えないのか。
そもそも生きているのか。
いい加減捨てられたという事実を受け入れなきゃいけないのに、私はまだ与えられるはずだった愛情を欲している。
あんなに酷い仕打ちを受けたのに、あの人に似て生まれてきたからというただそれだけの理由で、あの人に同情さえ抱いている。


お誕生日おめでとう。