あのひとと、夢の世界へ行きたい。 でも、まぶたを閉じても、顔は浮かんでこないんだ。
途方もなく冷静なひとをみつけた。 魂だけ、上に浮かんで、自分と自分を取り囲む世界を真顔で見つめているふうな。 わたしはそのひとを、羨望の眼差しで見つめる。 ああ、もう、ぜんぶ、めんどくせえ。 すきなひとたちも、いやな人間に見えてくる。 まっしろ…
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