同族嫌悪

彼はなにがしたいんだろう。 このままおわらせるつもりなのか。

ああ、もうむりだ。

世の中計算高いおんなばっかりだな。 わたしもだれかにそうみられてんのかな。

あしたの朝ワイ氏からメールがきてますように。 あしたの朝ワイ氏からメールがきてますように。 そしたらちゃんとげんきになれる。 ちゃんと、会いたい、って言おう。

あたしなんか死ねばいい。死ね。

ねむらなきゃ。ねむらなきゃ。だけどねむりたくないんだ。 このままあしたがこなければいい。だれにも会いたくない。

明けない夜はない。 やまない雨はない。 とけない魔法はない。 冷めない想いもない。

理解してもらおうだなんて馬鹿げている。 Gonzalesを聴いている。

こいびとって何なのかがわからなくなった。 キスをしたいわけでもセックスをしたいわけでもない。 わたしがたしかにほしいのはぬくもりだけ。 肩に頭をのせて「よしよし」って言われながらぽんぽんってされたいだけ。 そうする口実を得るためにこいびとが必…

「ひとりでできるか？」 Ｋのことばで、するするとこころがほぐれていくのがわかった。 きみも仕事をおしつけたひとりだというのに、ずるい。

多方面からの重圧で気がくるいそうだ。 仕事おしつけないでよ企画者わたしじゃないよ責任なすりつけないでよ。 なきたい。 なかないよ。 すべておわったあと、だれかが頭をなでてくれるなら、しっぽふってぜんぶやりこなすのに。